【裁判記録の特別保存】資料膨大、保管と活用は 「国家で対応」求める声も
2025/10/13 1:18 (2025/10/13 1:21 更新)
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国立公文書館=9日、東京都千代田区
裁判記録の永久保存が急速に進んでいます。少年法改正にもつながった「神戸連続児童殺傷事件」の記録廃棄発覚を機に、裁判所は「終わった記録は原則捨てるもの」としていたこれまでの慣習を大きく転換しました。
今後、膨大な紙の資料が増え続けることが予想され、その保管方法や活用方法については「国家の責任で対応すべきだ」という声も上がっています。
裁判記録は司法の透明性や歴史の検証に資する重要な資料である一方で、その管理には莫大なコストと労力がかかります。記録のデジタル化や適切な分類、保存期間の見直しが課題となっています。
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