ブタ腎移植、2027年にも治験開始へ 明治大発のベンチャー企業
明治大学発のベンチャー企業「ポル・メド・テック」(川崎市)は11日、拒絶反応が抑えられるよう遺伝子改変したブタの腎臓を、人へ移植する「異種移植」の臨床試験(治験)を早ければ2027年にも始める方針を明らかにしました。
異種移植は、臓器移植を待つ患者の選択肢を広げる可能性があり、特に腎臓移植での実用化が期待されています。今回の臨床試験は、遺伝子改変技術によって拒絶反応のリスクを低減したブタの腎臓を用い、安全性や効果を検証することが目的です。
詳細は現在調整中で、正式な治験開始の発表が待たれます。
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